大人デニムについての考察

ファッション


大人が履くデニムについて考えてみたいと思います。
デニムを大人のファッションとして捉えた時、やはりイタリアブランドに目が行ってしまいます。
細身でテーパードが効いた美脚効果のある綺麗目デニムは、大人のジャケパンスタイルにもはまります。
でも、どのブランドがいいのかいまいち分かりません。そこで今回、イタリアのデニムブランド7社と、アメリアのデニムブランド2社で、代表的な価格帯、特徴などを簡単に比較してみました。

イタリアブランドは、ディーゼル、リプレイ、ヤコブコーエン、YCHAI、SIVIGLIA、PTトレノ、INCOTEXの7社。アメリカブランドはリーバイス、リーの2社。

ディーゼル、リプレイ、リーバイス、リーはカジュアル系デニムに分類しています。

それぞれ、日本でもとても人気があるブランドばかりで、特にリーバイス、リー、リプレイあたりまでは、カジュアル用として若い頃からなじみがあります。しかし、それ以外は価格的にも高価で、なかなか手が出しにくい感があります。1本3万円以上するとなると、家庭を持つサラリーマンの給料では清水の舞台から飛び降りる覚悟が必要となります。価格面からみると、イタリアンデニムの中ではSIVIGLIA、YCHAIが多少お手頃そうです。YCHAIは最近のブランドですが、SIVIGLIAのデザイナーが立ち上げたブランドという事もあり、はやくも日本でも話題になっています。干場さんの番組でも取り上げられることが多く、ちょっと気になっています。いままでセール情報とか気にしていなかったのですが、これからはアンテナを張っておこうと思います。
セールと言えば、先日INCOTEXのデニムをGILTのセールで1万円台で購入しました!サイズがあったのでオフホワイトのデニムを即買いでした。さすがに4万円超のデニムは定価ではなかなか手が出ません。PTトレノもたまに登場しますが、まだSIVIGLIA、YCHAIなどは見かけた事が無いので、こちらは今後に期待です。
イタリアのパンツ専業2大ブランドのINCOTEXとPTトレノですが、今回調べた事で、実はPTトレノは意外に最近創業さらたブランドである事が分かって、すこし驚きました。INCOTEXと同じ位の創業をイメージしていました。

ブランド名 創立年 価格帯 特徴
イタリア リプレイ 1978 3万円台から4万円台 スマートカジュアル。
ディーゼル 1978 3万円台後半から5万円台後半 プレミアムカジュアル。
INCOTEX 1983 3万円台後半から4万円台後半 製造技術の高さやパンツのクオリティの高さに定評。細すぎない絶妙なシルエット。
ヤコブコーエン 2003 5万円台から8万円台 テーラードデニム。独特の香りは最後に色止めとして仕上げの工程で使用しているハーブによるもの。
SIVIGLIA 2005 2万円台後半から3万円台前半 細身でシャープなシルエット。内部など、見えない部分の過剰な装飾を避ける事により、プライスを抑えている。近年デニムの手法を取り入れたチノも人気。
PTトレノ 2008 3万円台から4万円台前半 昔ながらのテーラードパンツの作りを意識しながらも、現代的な細いシルエットにアップデートし、マシンメイドにて実現した高いコストパフォーマンス。
YCHAI 2018 2万円台後半から3万円台前半 SIVIGLIA(シビリア)の創業デザイナーのSauro Bianchetti氏が立ち上げたパンツブランド。デザイン性に富んだ現代的なシルエットが魅力。
アメリア リーバイス 1873 お手頃 1890年にデニムの原点と言われるリーバイス501が誕生。基本のストレートを軸にスキニー、ストレッチ素材なども取り入れ、今なおデニムの王道を進む。
リー 1911 お手頃 1926年には世界で始めてリーがジッパーフライ・ジーンズを生み出す。ストレート以外も、タイトやテーパードシルエットなど多くのバリエーションを展開。左綾織りのデニム地を採用。

 

 

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