タイムシェアについて考えてみます

一般
コロナ渦、海外旅行へ行く機会が無くなり、国内旅行さえも、制限されている中、経済はそろそろコロナ後を見据えて動き出してきています。
エクシブを運営するリゾートトラストや、東急ハーヴェストクラブを運営する東急リゾーツ&ステイ株式会社の親会社である東急不動産などの株価も徐々に上げてきてます。
一部の企業では今月21日より企業内でのワクチン接種に動いており、いよいよ私たちの生活範囲も広くなっていきそうです。ただ、海外への渡航はまだ厳しいとなると、今まで旅行にいきたくてもいけなかった我慢エネルギーが、国内のこういったリゾート向けに一気に噴出する事が想像できます。
会社の保養施設として使える方はよいのですが、通常は会員権を持つ人が利用できるものなので、まずは会員権を取得しないといけません。ところが、「リゾート・ステーション」などのリセール扱い専門業者のページをチェックすると、以前に比べて価格が上がっております。流通量も少ないのかも知れません。
一方海外のタイムシェアに目を向けてみると、ヒルトンタイムシェア、こちらに関してはリセール専門の「くじら倶楽部」のページを見ると結構な数の取り扱い数です。日本と違い、海外のオーナーはコロナのダメージにより手放す人が多いのかもしれません。その為、価格もお手頃だったりします。
基本的に国内を含め、この手のタイムシェアはホームグラウンドで購入し、他の施設も利用できるというものになります。
ホームとそうでない人では若干の予約の差はありますが、例えば、ヒルトンで言えば、アメリカのラスベガスの物件のタイムシェアを購入したとして、ハワイであったり、日本にある小田原の施設もポイントで利用可能です。もうすぐ沖縄にも施設がオープンしますので、そちらも利用する事ができます。
気になる維持費ですが、ざっと以下の様になっています。
以下は、オワフ島にあるグランドワイキキアン、1ベッドルーム、ガーデンビュー、偶数年(7200ポイント)の一例です。
ポイントの付く年と付かない年では維持費が異なります。
2019年(ポイントが付かない年):216ドル (約23,000円)
2020年(ポイントが付く年):約1400ドル(約150,000円)
内訳はというと、2019年に発生しているのは「クラブ年会費」なるもので、毎年発生します。2020年のは、「クラブ年会費」「共益費」「固定資産税」「保険」「光熱費」「家具」「修繕積立金」「消費税」 いろいろありますね。マンション買ったのに、「管理費とか修繕費とか毎年高くなってるじゃん」というのと変わらない感じ。

大きな違いと言えば、エクシブとかみたいに、会員権を購入したのにもかかわらず、宿泊時に宿泊費をさらに支払うような事はありません。

ちなみに施設や部屋の広さなどによって金額は異なりますが、だいたいエクシブの維持費は年間10万程度、東急ハーヴェストクラブも10万~16万程度となっており、あまり変わりません。

そう考えると、コスパ的にはヒルトンヴァケーションが良さそうですが、いかんせんハワイまでの飛行機代が馬鹿にならない。家族で行くとなると相当な出費を覚悟しないといけません。

でも、やっぱりハワイは違うんですよねー、コロナがあけたらハワイの砂浜でのんびりしたいものです。。。
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